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〒790-8577 愛媛県松山市
文京町2-5 愛媛大学
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日本海洋学会・海岸海洋研究部会とは

沿岸海洋研究会では,下記のシンポジウムを開催します。

「閉鎖性水域における貧酸素水塊の現状と未来 -長期変化と物質循環との関わり」

主催:日本海洋学会沿岸海洋研究会
コンビーナ:速水祐一(佐賀大学)・小林志保(京都大学)
日時:2023年9月24日 (日)、10:00-16:45
場所:京都大学吉田キャンパス北部構内(理学研究科6号館401号室)
(沿岸海洋研究会会員(団体会員構成員や学生会員を含む)であれば、zoomによるオンライン参加も可能です)
オンラインでの参加をご希望の方は、フォーム で前日9月22日までに登録(無料)をお願いします。zoomのリンクを24時間以内に返送します。
登録には沿岸海洋研究誌(J-Stage)の購読番号(会員登録名の姓+数字)が必要です。団体会員構成員の方は団体に付与された一つの購読番号を共通してお使いください。
お忘れの方は、
engankaiyo@coastalocean.sakura.ne.jp
までお問い合わせください。

■趣旨

   貧酸素水塊は閉鎖性水域の富栄養化によって生じる主要な症状の1つであり、底生動物の生息や海域の物質循環に大きな影響を与える。そのため、2016年には底層溶存酸素量が環境省の生活環境項目環境基準に追加され、2021年には最初のケースとして琵琶湖・東京湾における底層溶存酸素量の水域類型指定がなされた。ただし、国内の主要内湾では富栄養化とそれにともなった貧酸素化が問題になってきたが、近年になって改善が見られる。一方で、これまで報告がなかった日本海沿岸海域でも貧酸素水塊による被害が報告されるようになってきた。現在進行しつつある地球温暖化は貧酸素化を促進する可能性があることが指摘されている。こうした状況下、底層溶存酸素量の環境基準はどのように定められているのか、各地の閉鎖性水域における貧酸素水塊の特性,長期的な発生状況,物質循環との関係はどうなっているのか、情報交換を行い、議論する。

■プログラム

10:00-10:05 会長挨拶 多田邦尚
10:05-10:10 趣旨説明 速水祐一
10:10 - 10:50 【基調講演】水質改善しても貧酸素は無くならない 
 山本民次 (広島大学)  

10:50 - 11:20 海底堆積物表層の微生物群集と貧酸素水塊の相互作用 
 森郁晃(JAMSTEC高知コア研究所)・和田実(長崎大)

11:20 - 11:50 底層溶存酸素量に係る環境基準の水域類型の指定について 
 菊地優也(環境省)

(11:50–13:00  休憩)

13:00 - 13:30 琵琶湖における底層溶存酸素量の現状と環境基準の設定について
 岡本高弘(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)

13:30 - 14:00 東京都の地先海域における水質の鉛直分布と貧酸素水塊の発生状況について
 安藤晴夫(東京都環境科学研究所)

14:00 - 14:30 大阪湾の水温、塩分、及び底層溶存酸素濃度の長期変動について
 近藤健・秋山諭(大阪府立環境農林水産総合研究所)

(14:30-14:45  休憩)

14:45 - 15:15 七尾湾における貧酸素の現状と養殖貝類への影響
 仙北屋圭(石川県水産総合センター)

15:15 - 15:45 全国各地の閉鎖性海域における底層DOの長期トレンド
 牧秀明(国環研)

15:45 - 16:15 貧酸素水塊発生への気候変動影響評価
 矢野真一郎(九州大)

16:15 - 16:45 総合討論


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