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![]() 「沿岸海洋研究」購入 日本海洋学会 【事務局】 |
HOME>> シンポジウムのご案内 沿岸海洋研究会では,下記のシンポジウムを開催します。 「変わりゆく海:沿岸海域への温暖化の影響」
主催:日本海洋学会沿岸海洋研究会 ■趣旨
地球温暖化を伴う気候変動による影響は世界的に顕在化しており、陸上の人間活動の活性化と相乗的に沿岸海域に大きな影響を与えている。日本海では世界平均の3倍のペースで表層水温が上昇しており、日本列島の気候と水循環、海流の変動や、魚介類の不漁による水産業の衰退などの影響が顕在化してきている。また、日本海の“上流域”として捉えられる東シナ海でも、アジアモンスーンの変化や日々活発化する大陸における人為活動に起因した広域にわたる海洋の富栄養化の拡大がみられ、さらに低次のプランクトンや海藻などの生態系の変化も対馬暖流を介して日本の沿岸域に影響を及ぼしている。 ■プログラム
会長挨拶(9:00-9:05): 松野 健(九大応力研)
趣旨説明 (9:05-9:40): 張 勁(富山大理) 9:10 - 9:35 東シナ海:物理的観点から
松野 健(九大応力研) 9:35 - 10:00 東シナ海:生物的観点から 石坂 丞二(名大宇地研) 10:00 - 10:25 東シナ海:生態系の観点から 瀬藤 聡(水研機構・中央水研) 10:25 - 10:50 東アジアモンスーン・対馬暖流の変化 広瀬 直毅(九大応力研) (10:50-11:00 休憩)
11:00 - 11:25 対馬海峡から日本海への栄養塩輸送
森本 昭彦(愛媛大CMES) 11:25 - 11:50 九州から日本海沿岸の藻場の変化 小松 輝久(横浜商科大) 11:50 - 12:15 日本海全海域の水産・漁獲変化 井桁 庸介(水研機構・日水研) 12:15 - 12:40 温故知新:過去7000年にみられる対馬暖流の流量変動と駆動因子 堀川 恵司(富山大理) (12:40-13:30 休憩)
クローズアップフォーラム:富山・富海・富幸(一般公開) 16:35 - 16:45 まとめと将来展望趣旨説明(14:00〜14:05) 張 勁(富山大理) 14:05 - 14:30 気象の観点から 安永 数明(富山大理) 14:30 - 14:55 物質輸送の観点から:陸から海へ 張 勁(富山大理) 14:55 - 15:20 富山湾のアマモ 中田 聡(国立環境研) 15:20 - 15:45 富山湾に流れ込む対馬暖流水と河川水 寺内 元基 (NPEC) 15:45 - 16:10 富山湾の動物プランクトン 井口 直樹(水研機構・日水研) 16:10 - 16:35 富山湾の漁獲変化 小塚 晃(富山水試) |